ゴルフシーズンも早や中盤を迎える中、スクール7月例会、雨に洗われた緑が美しい大沼国際CCで実施されました。前日からの雨、開催の実施が危ぶまれましたが、グリーン廻りの学習会が始まる頃には雨も上がり無事スタートする事が出来ました。
さて今年の例会、新しい顔の活躍が目立つのが特徴なのですが、今回も初参加の生徒さんが多く、興味一杯の例会に成りました。そんな中、前半を終わって飛び出したのが身体能力抜群!若手のホープ矢津田慎二さんが我慢のゴルフで2アンダー。追うのが昨年の納会チャンピオンの尾刀久美子さん、大健闘の鈴木律子さんのOneアンダー。初参加で注目の伊藤雅文さん、年間総合トップに踊り出た三木谷洋子さんがパープレイ。スイングが良く成りショットが安定してきた広沢知章さんがOneオーバー、初参加ながら百戦錬磨の市川隆敏さん、愈々本物に成って来た盛田さんの両実力者が2オーバーと接戦の中後半に入りました。
後半5番まで順調で勝利が見えた矢津田さん、6番に来て突如おかしく成り8番ミドルホール、信じられない10打で万事休す、激しい追い込みであわやと思わせた広沢さんも7番でまさかのダブルパー、望みを絶たれました。力が有るだけに逆転が期待された市川さん盛田さんも今一歩伸び悩むなか、爆発力ある尾刀さんも得意のロングでトリを打つなど脱落。残る三木谷さん、伊藤さん、鈴木さんの三者に絞られました。後半崩れるパターンが続いた昨年までとはうって変わり、粘りを身に付けた三木谷さん、トータルパープレーでホールアウトするなか、後半出だしのロングで9打と苦しいスタートと成った伊藤さん、その後盛り返しトータルOneアンダーは立派!鈴木さんの結果待ちと成りました。その鈴木さん、何時も爽やかプレーで好感度抜群!のプレーヤー。技術的にはキャリアが浅く後半持ち堪えて来るのか心配される中、見事トータル2アンダーでホールアウト。地味ながらコツコツレッスンを重ねて来た嬉しい、正に努力が生んだ初優勝と成りました。後半2アンダーとトップだった寺田さん、Oneアンダーと健闘した平野さん、前半の躓きが最後迄尾お引き涙を呑みました。
今回も力が有りながら不本意な内容で終わった生徒さん、又除夜の鐘を目指して歩き始めたばかりの生徒さん、結果としてのスコアーへの悔しさ辛さの思いは当然ながら、総評表彰式の場で和やかに親睦を深める光景に、又ゴルフの魅力を満喫する姿勢の素晴らしさに心から拍手を送りたいと思います。
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